SDI (Serial Digital Interface) の種類と規格
SDI は映像信号を非圧縮のまま運用し、遅延のない伝送を実現。
ケーブル損失を補償することで、長距離伝送を実現可能にする。
SMPTE (Society of Motion Picture and Television Engineers)が伝送レート別にSDI 規格を策定
SD- SDI (SMPTE 伝送規格 ST 259:2008)
低解像度のPAL互換ビデオ 720 x 576 / 25fps
27Mhzクロックレート
HD-SDI (SMPTE 伝送規格 ST 292-1:2011)
減衰量 18.0 dB/100m (750MHz)
1080i / 50, 59 or 60fps
1080p / 24, 25 or 30fps
720p / 50 or 60fps
Dual Link HD-SDI (SMPTE 伝送規格 ST 372:2017)
減衰量 26.2 dB/100m (1.5GHz)
3G-SDI (SMPTE 伝送規格 ST 424:2012)
減衰量 26.2 dB/100m (1.5GHz)
1080p / 50, 59 or 60fps
Quad Link 3G-SDI (SMPTE 伝送規格 ST 425:2019)
4K / 60fps
6G-SDI (SMPTE 伝送規格 ST 2081:2015)
4K / 30fps
減衰量 38.6 dB/100m (3GHz)
12G-SDI (SMPTE 伝送規格 ST 2082:2015)
4K / 60fps
減衰量 58.1 dB/100m (6GHz)
4K フォーマットに最適。
ケーブル損失を補償するために、SDIデバイスとして、
ケーブルイコライザとリクロッカが必要。
この規格を知らないと、ラックを組む時に、うっかり低いグレードのケーブルを使用してしまったり、現場で地獄を見る。。。
EDIDにより、適切な出力レベルが検知されるが、その際に必要なグレードに合致した値が表示されず、選択できない、などの事象が起こる。
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