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DMX512-A

すでによく知られているDMX ですが、アメリカの現場でのことも含め、必要な事柄をまとめてみました。

DMXの名前


そもそも、なんの略なのか。
元からDMXって名前なのか。

正解は、

Digital MultipleXing、の略。

デシタルマルチプレクシング。長い。なのでDMX。

512は、送信できるスロット数。そのため、1ユニバースにつき、512のデータスロットを送信できます。その辺は、どこでもちゃんと習えますね。

 

デバイスの最大接続数


現場で必要となる部分にフォーカスすると、1本のDMXリンクに対し、最大で32台までのデバイスを接続できます。

ただし、各会社によってセーフティラインが違うと思うので、注意していただきたい。

ここでの最大数は、規格上のもので、32台マックスで接続することは、ノイズの関係など大変リスキーだと考えます。

各会社や現場チーフにより、「最大数を28台に設定する」、「ストロボを使用しているので5台までのリンクにする」など、それぞれリスクを回避するのが一般的です。

少し前までは、特にAtomic 3000などのストロボを使用する際は、なるべく多くリンクしないことを心がける人も、多かったと思います。

 

アメリカの現場では


現在ではGLPのJDC-1や、SGMのP-5、Q-7などが、こちらでもなるべく多くリンクしないように心がけてます。リンクしたとしても、ターミネーションを入れておくのが、システム構築する上で、重要かなと。

その日限りのOne-Off Show であれば、仕込み時間削減の比重が大きいですが、こちらでは長いツアーで、2〜3年続くこともあります。期間が長ければ長いほど、細かいケアに手間をかけるのは、後々地獄を見ないために大切ですね。

日米限らず、たまにターミネーションを入れることを馬鹿にする人がいますが、自分がチーフとなれば責任を負うのは自分です。

アメリカでも年配のテックにヤンヤ言われたりもしましたが、「まぁまぁ」と、ひと手間入れてもらったのを覚えてます。

こういう手間は、結果に出ないことです。何もなければ、大成功。結果として目には見えないかもしれませんが、大切だと考えます。

 

配線距離


DMXはRS485と言う規格に基づいた信号に属し、速度は250kbps

配線距離は最大で400mとなってます。

結構、引き伸ばせますね。

ただ私個人の実体験としては、300フィートスプール(約91.5m)を使用したのが、最大距離です。

マイアミでの野外イベントをはじめ、夏のフェスティバルツアーや、スタジアムをはじめとする大規模現場ではよく使用しますが、ノイズ異常などを起こしたことは、今のところありません。

 

250kbps?


「bps」は「Bit per second」で、1秒間に何ビッドデータ送信できるか、を表します。

1,000bps = 1Kbps なので、250,000bpsを1秒間に送信できる、ということになります。

ちなみに、1,000Kbps = 1Mbpsで、日常生活で考えるとスマホが5Mbps。

これに比べると、ちょっと遅く感じますね。

 

DMXにおける”Broadcast”という特性


DMXは1秒間に44回、全てのスロットを送信し続けます。

MA3コンソールをはじめ、この送信回数を制限する機能を持っているものもあります。また、ワイヤレスDMX送信機では、この規格が障害になることが多々ありました。無線で毎秒44回も送るわけですから、その送信容量の大きさが問題になる場合です。

ただ、City Theatrical社のワイヤレス製品をはじめ、かなり改善されてきました。

何も考えずに「信頼性が、、、」と言ってしまうのは、もう遅れているのかもしれません。

とてもいい記事があるのでリンク添付します。

DMXに話を戻せば、基本的には、送られてきた信号を各デバイス(=灯体etc)が読み取るという方式です。

いわば「一方通行」ということで、オートメーションや人が乗り込むものに関しては、安全上DMX信号は使用することができません。

そのためアメリカのTAIT社などが使用するオートメーション用のチェーンモーターなどは、イーサネットケーブルを使用し、別の信号プロトコルを使用しています。ちなみに、アメリカでのツアーでは、照明クルーは仕込みでオートメーションチームのモーター配線も手伝うことが、よくあります。

オートメーションが、イーサネット接続を使用している際は、トラス上のスイッチを共有したりします。パワーに関してはもちろん別ですが。

また、このBroadcast、Unicast、Multicast、という放送形態は、意外と忘れられがちですが、ネットワークに関してとても重要になってくるだけでなく、GrandMA2をはじめ、放送形態の設定を行う項目も出てきます。

 

まとめ


DMX信号の実際の波形、長距離引き伸ばした際の、ノイズ具合などは、各会社で見れる機会があるかもしれません。

細かいレギュレーションに関しても、先にも述べたとおり、各会社や現場チーフ、システムデザイナーの意向によるところが大きいです。

ただ、一個人が、現場で知っておくべきは、以上のことが、最低限のラインなのではないかと思います。

急な仕込み変更などが出た時に、「ん?」っと、リスクに気づくこともあるはずです。

そんな時に役立てば、幸いです。

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